昨年から合間を見てはコツコツと進めている編笠門作り。ここ半年は仕事や庭盛会活動に追われていてあまり進んでいませんでしたが、宇庵の茅葺講習会が先月終わってようやく一息付ける様になったので、このお盆からまた改めて向き合っています。
カイヅカイブキから削り出した垂木を取り付けてようやく骨組みが完了し、続いて屋根下地の工程に取り掛かります。青森ヒバの広小舞を取り付けたら化粧天井はひしぎ竹で、、の予定だったのですが、宇庵の古茅を外した時使えそうな材がかなり出たので、その中からオギという硬い茅を選り出して天井に掻き付けてみました。ただ葦簀を貼り付けるよりは重厚感が出て、色味も渋く良い感じの天井になったと自画自賛。我ながらとかく今年は茅付いているなぁ。オギを描き付け終わったら淀で四方を囲んで下地の第一段階は終了。
続いてはへぎ張り・野地板ときていよいよ杉皮葺きの工程に手が届きます。焦らず焦らず。
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