一月六日、恒例の門松回収からニワヤ小谷の仕事は始まります。七日の風に当てないよう急げ急げ!
それと同時にお世話になっているお施主様方への挨拶回り。毎年配る手ぬぐいの図案は、概ね前年で一番の仕事を元に描き起こしています。今年はもちろん、昨年末に完成した編笠門。干支のお蛇様も顔見せに。

挨拶回りと並行して冬季消毒と寒肥も行います。昨年は一昨年と比べて虫害がやや目立ったので、庭木には冬季にしか使えない強めの薬剤を。暑い時期が年々長くなり、なかなか葉を落とせずに疲れた木々にはオリジナルブレンドの肥料を施してやります。しっかりと根に届く埋設施肥は効きが良く、年に一度この時期のみの施肥ですが、葉の茂りも花付きも良くなったと好評をいただいております。本来山の木であるアセビも、海に近い湘南の庭なのにこんなに青々と葉を保ってくれています。



草木は生き物、季節に応じた手の施し方があります。か細い声にも耳を傾けて。
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