道具作り

 この春長男の受験が終了、第一志望に見事桜を咲かせました🌸この三年間、我が息子ながらよく頑張ったなぁとしみじみ。次は親父(の財布)が頑張る番かぁ、よしきた!それにしても、最近の受験は申し込みから全てネットを通したスピーディなやり取りで、合否も当日の夜には判明するんですね。早々に結果が出て想定外に時間が空いたので、茅葺き工事で使う道具を作ってみました。

 雁木(がんぎ・がぎ)という、葺いた茅の表面を叩いて揃える為の道具です。お世話になっている屋根やさんが使っている道具を参考にして試行錯誤。よく乾かしたケヤキから板を削り出し、なんとなく取っておいていたツバキで持ち手を、編笠門作りで余ったカイヅカイブキの赤身を柄に加工しました。せっかく手ずから作る道具なので、持ち合わせの材料でオリジナルの仕上げにするのは燃えますね!

 あっという間に日も暮れて、灯りを付けた倉庫で鑿を動かすことしばし、、でようやく完成!

 ツバキの握りを付けた短手とカイヅカの柄を付けた長手、それぞれ屋根仕事には欠かせない道具です。材料に余裕があったのでそれぞれ2セットも作ってしまった💦

 

 最大の懸案だったお受験が無事終了し、いよいよ本腰入れて四阿作成に向き合える様になりました。人手・材料の手配も見通しが立ち、道具も徐々に揃いつつあります。

 待ったなし、庭盛会の三年間から導かれた流れに乗って、ニワヤ小谷史上最大の大工仕事を楽しみたいと思います!!

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