2020-05-06
穴太衆積みによる土留め石積み工事
資材置き場の下り坂を補強する為に、堅牢な石垣の石積み手法として知られる穴太衆積みの技法で土留め石積みを造成しました。延べ30m、最大高さ2m近くになる石垣が現れました。
真鶴半島産の赤ボサ石と小松石のグリ石を使用、まずは割栗地業により地盤を強固に締め固める


積み石として選んだのは地元神奈川県の真鶴半島で採れる赤ボサ石。数十トンを配達してもらいました。肝心の基礎工事は、同じく真鶴半島で採れる小松石の割栗石を小端立てて、目潰しに単粒砕石を敷き詰めた割栗地業によりしっかりと締め固めています。その強固さは転圧機械のランマーが跳ね返されるほど。
秘密は裏側の構造、裏込めはグリ石と砕石のみの空積みなれど地震に強い構造の穴太積み
穴太積みは裏込めにコンクリートを入れてしまうと却って耐震機能が落ちて脆くなってしまいます。巨大な城郭を数百年支え続ける事を可能とする秘密は、地面に潜る裏側の構造。積む高さと同じ幅で奥行きの構造が潜っています。見えている部分以上に手間がかかる積み方ですが、見えない所の構造がしっかりしている事で世紀を跨ぐ耐久性を発揮するんですね。寿命50〜60年程度、環境によっては更に短くなるとも言われているコンクリートでは太刀打ち出来ない強度です。





ユンボを駆使してほぼ一人で一ヶ月、4トンダンプが通ってもへっちゃらな強い擁壁が完成しました。
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