2023-03-30
玄関横の袖垣に光悦寺垣を製作
玄関脇の袖垣として光悦寺垣を製作しました。斜めに交差する組子は、敷地に生えている孟宗竹を切り出してきて山割にした、この土地ならではの垣根です。
塩ビパイプを芯にした柱と玉縁、孟宗竹の山割で作る組子




親柱と玉縁の地際にに石臼と自然石を束石として使い、土から遮断して耐久性を高めた作りにしています。この光悦寺垣に限らず竹垣は真竹で作るのがセオリーですが、敷地内に孟宗竹の竹林があるのでせっかくだから使う事にしました。案の定肉厚で手強い竹でしたが、その場にあるもので作ることこそ庭づくりの根底にある理念、頑張って割りました。斜めに交差する組子は和服の着付けと同じ〝右前〟の合わせ方で。
棕櫚縄の掛け方や銅線のピッチにも拘った光悦寺垣





組子も耐久性を考慮して地面から浮かせて押縁で抑える仕様。隙間の菱形はなるべく小さくする事で、正面から見れば透かし垣だけど、玄関に向かうまでの斜め方向からだと縁側が見通しづらくなります。袖垣としてはなかなか大きなものになりましたが、光悦寺垣の洒脱な風情ならさほど重たく感じません。流石は安土桃山時代のマルチアーティスト・本阿弥光悦、現代でも十分通じるデザインセンスですね。
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