仲の良い仕事仲間から委託され、平塚市のお寺さんで石張り工事をやらせて頂きました。外国産の薄い板石を加工しての乱張り仕上げです。
この様な乱張りは石がガタつかない様平滑に施工するのは無論ですが、それ以外にも本職として気を付けている決まり事がありまして。幾つかあるのですが代表的なのが↓
●目地を真っ直ぐに通さないこと。
●目地を十字にしない事。
●石と石の合端(隣接する縁のこと)を合わせること。
↑です。細かいことを言えば他にもいろいろあるのですが、主にはこれらに気を付けながら石を張れば違和感なく仕上げる事ができます。私は田んぼが干上がってひび割れた様子を意識しながら張ってます。
梅雨前の読めない天気が続くなか、工期が迫っていたので夜を徹して完成させました。お施主さんや隣近所に迷惑の掛からない環境ならではの事ですが、時折風の音や虫の声が微かに聞こえる中でもくもくとやる仕事は、正直なところ嫌いじゃない時間だったりします。
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