流行病

 新型コロナウイルスが日本に上陸してから5年目。これまでに仕事でロシアに行ってきたり複数人での講習会に参加したりと色々やってきましたが、つい先日初めて罹ってしまいました。子供経由だとどうしてもねぇ。発症から一週間経った今日、世間的には今更かもしれませんが、現行のオミクロン株を患った私の実体験をここに記録しておこうかと思います。

 異変を感じたのは土曜日の夜。この時期らしく日中から寒い一日だったのですが、『この寒気はちょっと変だな、、あ、悪寒だこれ』。その時は妻→三男とコロナに罹っているのが病院の検査で判明していて、私も半ば覚悟はしていたんです。仕方無いかとその日はそのまま床に付き、日付変わって日曜日の朝。

 発症一日目は酷い倦怠感と共に始まりました。頭痛は無い。咳も出ない。ただしんどい。この日は置き場で下準備をするだけの予定だしなんとかなるか、と車を出したものの、若干朦朧とし始めてきたので諦めて途中で引き返してきました。熱を計ると38.8℃、布団に潜りこんだ頃には胸に圧迫感も感じ始めていましたね。こうしてコロナ初日は寝込んで過ごしました。食欲も全く湧かず、座ってるのすらしんどかったです。

 明けて二日目の月曜日。未だ外出は出来そうにもなく、かといって前日よりは幾分かマシになってきたので、この日はずっと事務仕事をして過ごしました。多少は食事も摂れる様になったというか無理して腹に入れましたが、妻が作ってくれた生姜焼きがほのかに苦いんです。他にはウイダーインゼリーもほろ苦く、どうやら甘味の一部を苦いと誤認していた様子。嗅覚は変化無く甘味以外の味覚も大丈夫だったのですが、この症状がずっと続いたらと思うと憂鬱でした。。

 そして三日目。これ以上篭っているのは我慢出来ず、置き場で下準備をする事にしました。午前中は胸の圧迫感が辛く、体力低下もあってか一時間動いただけで息が上がっていましたが、昼の3時を過ぎた頃から不思議なくらい一気に体が軽くなってきて、まさに胸の支えが取れた様。久々の絶好調に日が暮れてからもしばらく仕事して帰宅しました。それから今日に至るまで体調に問題は無く、酷い状態は三日で終息しました。

 振り返るに、現行のオミクロン株は発症してからウイルス全開なのが約40時間・72時間経つとほぼ沈静化する様です。主な症状は高熱・強い倦怠感・味覚異常で、咳や鼻水は無しというところでした。医者じゃない素人の自覚症状としては咳の有無を除けばインフルエンザとほぼ同じでした。

 流行病が一つ増えてしまった世界。折り合いを付けていかなければならない時代なんですね。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP