庭の冬支度・年末

冬の冷え具合によって霜が降りると、せっかくきれいに張った苔を下から持ち上げてしまい庭がぐちゃぐちゃになってしまいます。それを防ぐ為のマルチング材として、また葉が落ちて寂しくなった庭を賑わせる為、古来より赤松の落ち葉を苔の上に敷き詰める『敷松葉』という庭仕事があります。関東南部、ことに沿岸部では滅多に霜害は起こりませんが、主に茶庭の冬支度としてこの習慣が残っています。稲藁を束ねた藁ぼっちも本来は積雪から下草を守る為のものですが、敷松葉と同様に冬庭の彩りとして。

冬化粧を終えたらたちまち年末。ニワヤ小谷では門松や松飾りの設置も承っており、地元で手配した稲藁を編み込んで本格的に作成しております。一般の住宅に納める事が多いので邪魔にならない様小振りに、竹は削いで尖らせた竹を使う事もありますが、小振りな為かずんぐりした寸胴竹が好まれる事も多いです。12月に入ったら日中は管理仕事、日没後は門松の準備にと休みなく、、、師走とはよく言ったもので。

毎年概ね28日に門松を納品し、残った管理仕事を全て終わらせてようやく仕事納め。今年は大晦日まで掛かってしまいましたが無事に終わらせることが出来ました。

かつて無い困難な一年間。どうにか乗り切ることが出来たのは、変わらず庭に入らせて下さったこれまでのお施主様と新たにお声を掛けて下さった方々のお陰です。

皆様本当にありがとうございました。来年もまた宜しくお願い致します。

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