異常に長い梅雨がようやく終わり、今度は酷暑の夏が始まりました。暑さに負けるなとは言えど、年々強烈になってゆく暑さというより“熱さ”。立ち向かうより受け流すようにして夏を乗り切りたいものですね。
一般的に、梅雨前後からお盆前に掛けては草木の手入れの繁忙期、あちこちで脚立を積んだ植木屋の車が走っているのを目にすると思います。何故この時期のお庭が忙しいのかというと、春に芽吹いた新芽が出揃って樹形が落ち着いている時期である事と、春の花が咲き終わる辺りで翌年の花付きに影響が少なくハサミを入れられる時期だからです。芝や草の茂り具合も凄まじくなる時期ですね。
私どもの剪定管理では草木の生理を大切にしています。年間を通じてある程度の見栄えを求められるお庭では半年・一年毎に中透かしで仕立てます。
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対して、無理のない枝振りを見極め必要最低限の枝落としで済ませるなら、そして樹々の落ち着いた成長を楽しんでくれるお宅であれば、場合によっては二年毎の手入れでも心地良い自然な姿を保ってくれます。
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お客様と草木の要望を汲み取り、お庭の状況に応じて様々な手入れをさせて頂いております。枝先が風にそよぐ、優しい庭を意識して。
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