ウッドフェンス

先月までは手の込んだ和風の茶庭を作っていましたが、今度はうって変わって洋風ガーデニング。海に近く開放的な土地柄の為か、湘南の家はお洒落な洋風の作りが多く、ウッドフェンスやデッキが良く合います。

最近のウッドデッキは東南アジアや南米産の木材、いわゆるハードウッドで作られたものをよく見かけますね。年輪が目立たない独特な雰囲気と高い耐久性により、かなり値段が高いもののとても人気のある木材です。私もしばしばウッドデッキやフェンスに用いていますが、その一方で日本産のスギやヒノキが持つ年輪の表情がとても好きでして、施工に一工夫して防腐性を高めた上で使うことも多いです。

今回はポピュラーな横板張り仕上げ。柱は湿気に強いヒノキ材、最も腐食しやすい地表部分は銅板を巻いて保護しています。板材にはスギ材を用い、シンプルな仕様でも屋根は必ず取り付けます。屋根のある無しで場合によっては倍くらい長持ちするものです。塗料で色付けはせず、ウッドロングエコという自然素材で調合された木材保護保持材をしっかり塗布してあるので、時間を経て木材らしい錆具合が楽しめるでしょう。

背景としてしっかり施工出来ました。次は植栽です。

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