下草たち

以前作庭した茅ヶ崎のお庭に下草を植え足しました。

いわゆる下草たち。中低木の根元に根締めとして植えたりちょっとした余地に植え潰したりと、庭の賑やかしとして捉えられる事が多い植物達です。『シンボルツリーには〇〇が欲しい・ここにはどんな木が合いますか?』などなど、樹木には色んな注文が付いても下草はお任せな事も多いのですが、実は彼らも良い仕事をしてくれるんです。

今回は外構の構成で玄関までのアプローチと車椅子用のスロープの段差が中途半端になっており、お施主さんにとって好ましくない動線になっていた為、それを遮る為にある程度高く育つハラン・トクサをチョイスしました。他にも高木の足元で深山幽谷を演出する為にシダ類を使ったり、花壇を彩る為に一年草の花ものを植えたりと使い方はさまざまです。

人によって好みは様々ですが、私は日本の自然景観を演出してくれるツワブキやマンリョウ、ヤブコウジ、シダやシノブ、ヤブラン、セキショウなどをよく使います。

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