建方

 昨年からぼちぼち進めている編笠門作りは、先日ようやく現地で柱を建てる所まで漕ぎ着けました。京都は武者小路千家の官休庵露地にある本歌を手本に、私なりに〝行〟の編笠門を作り上げるのが目標です。手習いなので本来なら置場でやるべきところなのですが、お施主様のご厚意で庭を使わせて頂ける事になり、工法を研究しながら進めております。今回は親柱・控柱・まぐさまでを小屋で仮組して具合を確かめ、現地に運んで梁を載せるところまでやりました。この梁に桁を載せて固定したら、梁から上を外して置場に持ち帰り、小屋組から屋根までは置場で作ります。焦らずじっくり、ちゃんとしたものを。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP