今年も前倒しでお盆休みを取り、郷里の広島に帰省して参りました。
夜明け前に藤沢を出立し、ひたすら西へと車を走らせます。途中のサービスエリアで超早めの朝ご飯を調達する頃には段々と空が白んできました。毎年ほぼ同じサービスエリアに寄ってますが、昔はこの辺では爆睡していた子供らも、今では自分のご飯を選びに車から降りてきます。大きくなったなぁ。広島まではノンストップでも9時間超、休憩を挟みつつ11時間といったところでしょうか。引き続き安全運転で!
この道中において親父の一番の楽しみが寄り道しての庭巡り。去年は琵琶湖畔に立ち寄りましたが、今年はもうひと頑張りして姫路まで走り、近畿地方の巨匠が作庭されたあずきミュージアムに立ち寄りました。市街地にありながら森の中の博物館と思わせるランドスケープ、近代的な建築に寄り添う豪快な大滝、巨石を配した流れと池、、圧倒されつつも安らげる空間でした。そして親父を尻目にあずきアイスに齧り付く家族達、喜んでくれた様で何より。
そんなこんなで無事広島に到着し、一年ぶりに会うじぃとばぁに子供らは大はしゃぎ。こちらは年々大きくなる我が子と小さくなってるような両親を眺めつつ、感慨深いような物寂しい様ななんともいえない気持ちです。
去年は酷暑に加え、長女が体調崩してしまったのでほとんど外出できませんでしたが、今年は平和記念公園に行ったり、子供らを両親に預けて夫婦で遠方の庭を見に行ったり、島根まで遠征して鳴き砂を踏み鳴らして日本海を泳いでみたり、帰りがけに隠れた名園を見たりと充実した時間を過ごせました。ブログで写真は紹介できませんが、気になっていた広島の名人の庭も拝見させて頂くことができて親父は特に大満足です。日本狭しといえど良い庭は沢山あり、また現代の庭師によって次々と新しい庭が生まれているんですよね。私はまだまだ、、とはいえ負けていられないな。
あっという間に時間は過ぎ、名残惜しくもうちに帰る日がやってきました。祖父母に別れを告げて車は東へ。帰りの道中なので休憩は多めに挟み、前から行ってみたかった大阪にある古田織部ゆかりの寺に寄ったり、たまたま所在を知った三重の神社に寄ったりとのんびり帰ってきました。鈴鹿にある椿大神社というのですが、ここの空気感は凄く良かった!立ち寄る予定は無かったのですが何か引かれる物があったのかな。ご加護を受けてか帰りの道中も順調でした。
こうして2022年の前半が終了しました。春先に義父が急逝するという予期せぬ不幸もありましたが、今年は元旦の決意通りに多くの新しい事に挑戦できています。本当に目まぐるしく過ぎて行く時間に翻弄されつつも、後半戦も一所懸命に精進して参ります!
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