日本庭園協会 神奈川県支部の活動

私が所属している日本庭園協会神奈川県支部では、次の講習内容に三和土の園路を予定しています。

三和土とは、土・石灰・にがりを混ぜて叩き締めたもので、昔の日本家屋の土間に使われていました。上の動画は、生石灰を混ぜた土に水を加えて沸化が始まった状態。激しく発熱しており、また強アルカリ性なので慎重に取り扱わないといけません。既調済みの工業製品ではなく、土地の土を使って作る三和土なので、この土にとって最適な配合を探っているところですね。左官仕事のとても重要な工程です。

この度講師を務めて下さるのは、愛媛県の越智蔣人氏。左官ではなく庭師の巨匠で、氏の版築壁はたびたびメディアに取り上げられており、私も以前からお名前を存じ上げている方です。9月の本番に向けて、お忙しい中準備段階から立ち合いに来て下さいました。我々も頑張らねば!

同業で三和土に興味がある方は、日本庭園協会神奈川県支部の申し込みフォームから申し込み下さい。

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