かなり遅くなってしまいましたが皆様明けましておめでとうございます。
ニワヤ小谷の仕事始めは毎年1月6日、前年末に設置させて頂いた門松を下げて周る松納めから始まります。門松を“七日の風に当てるな”というのは関東では広く知られている慣わしですが、関西だと15日まで飾っていたりと違いがあるんですね。回収した門松はどんと焼きで焚き上げてもらい、門松を依代にお越し頂いた歳神様を煙に乗せてお送りするのが本来なのですが、今年はコロナウイルスの影響でどんと焼きも中止になってしまいました。。本当に色々な物事が変わってしまったもので。
お客様方に年始の挨拶回りに伺う時にお渡しする手拭いが出来上がってきました。名刺やロゴのデザインから面倒を見てくれているデザイナーの友人に頼み、造った庭の写真を浮世絵風に描き起こした力作、なかなかの粋な仕上がりです。
ご挨拶に添えてお渡しするだけの手拭いながら、ここまで手の込んだ作りになると正直コストも掛かります。けれど、受け取られた方の驚いたり喜んでくれる様がなんとも楽しく。こういった遊び心もこの仕事の醍醐味かなと。
神奈川は緊急事態宣言が発令されており、挨拶回りにせよなかなか例年通りにはいきませんが、今年もじわじわと回転数を上げていきます!
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