夏休み その二

後半戦は長野県の阿智村へ。かつてこの村は、環境省が実施する全国星空継続観察で一位に選ばれた事がある、全国屈指の星空観測スポットなんです。そう、実は私、星空を眺めるのが好きなんです。詳しくは無いものの、キャンプ場も星空の見えっぷりを基準に探したり、何故かは自分でも分からないけど妙に惹かれるものがありまして。だけど私には星空運が乏しいのか、これまでに狙って行った日は夜曇ってたり場合によっては滞在中ずっと雨だったりが多く、天の川なんか全然見られたためしが無かったんですよね。今回は星空を見るために二泊の予定で訪れました。

旅行といっても神奈川から長野まで、和歌山へ行くのとは違います。宿のチェックインよりだいぶ早く着いてしまったので、近くにある妻籠宿という昔の宿場町に遊びに行ってみました。かつては中山道の木曽における主要な宿場町だったけれど、近隣に鉄道が開通すると共に衰退し、地区全体に近代化する余力も無くなっていたのが幸いして、重要伝統的建造物群保存地区_神奈川近郊でいえば埼玉の川越や千葉の佐原など_に全国で初めて選定された地区とのこと。私としては仕事がら・また趣味としても、出先にあれば必ず立ち寄る地域の第一号だそうで、思わぬ出会いに父は胸を躍らせつつ、子供らは本場の信州蕎麦に舌を躍らせつつ、大いに満喫してきました。ちょうど講習会の予定を控えている三和土の、昔打った部分と最近直された部分を比較出来たのも、最近個人的に熱い屋根の一種、こけら葺きを間近に見られたのは良かったなぁ。あとは世紀を超えて子供を惹きつけて止まないインベーダーゲーム(笑)

そうこうしているうちにチェックインの時間を遥かに過ぎてしまい、慌てて食事と入浴を済ませていざ、待望の星空観察ツアーへ!なんですが、ツアー自体は村を挙げて毎日やっているものの、初日は曇り・二日目は月が大きくなり過ぎてて、この二日間は正直あまり良く見えなかった・・・けれど、初日のツアーから戻ってきて、一服がてらもう一度外に出てみたらなんと一面の星空!写真で判るかな、天の川なんて何年振りだろう。。。車が来ない事を確認して、道路だろうとお構いなしに寝そべって、天体観測を楽しみました。

夜は星の海を、昼は川をプカプカと泳ぎ遊びました。町の真ん中を流れる阿智川は澄み切っており、水深は浅いので子供でも安心して遊ばせられます。南紀白浜に続いて車に積み込んでおいたシュノーケルで潜ってみると、手の届きそうな所を大振りのヤマメがスイスイと泳いでいました。嗚呼、夏休み。されど空の青さには、盛りを過ぎた感がちらほらと。。。

星空・川・山里の夏休み後半戦も終了!

もうちょっとだけ続くんじゃ。。。

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