なんだかんだで人気の高い芝。とはいえ良い状態を保つにはある程度定期的なメンテナンスが必要ではあります。
“芝”と聞いた時皆様が思い浮かべる、もっとも流通しているのは高麗芝という種類です。年間管理サイクルは、
2月末〜3月 | 生育初期 | 目土入れ・エアレーション | 薬剤散布・施肥 | |
3月〜4月 | 生育期 | 芝張りの最適期間 | 除草 | |
4月〜6月 | 生育期 | 芝刈り/月1回 | 薬剤散布・施肥 | |
7・8月 | 最盛期 | 芝刈り/月2回 | ||
9月 | 生育期 | 芝張りの適期(春程ではない) | 薬剤散布・施肥 | |
9・10月 | 休止期 | 芝刈り/月1回 | ||
11月〜2月 | 休眠期 |
というのが一般的です。この中で、生育初期から休止期まで一年を通してやる必要があり、芝の管理について最も相談を受けるのが除草作業・雑草対策です。
私どもは主に手除草。併用して芝を痛めない除草剤も散布しますが、最近の薬剤は土壌残留性が低く安全なぶん雑草への殺傷性が低いので、あくまで手除草の補助としてですね。昔ながらの草むしりが結局一番効果的なんです。ただ、芝の除草は下手すると強迫観念にも繋がりかねないもので。。。
上の写真は張り芝工事から今に至るまで管理させて頂いている平塚のお施主様の庭です。100m2以上の芝刈り・除草工事完了後の全景と、細部をクローズアップした様子です。全体的には綺麗な芝生ですがよく見ると細かい取りきれない草が残ってたりします。さらに手をかける事も除草剤で対処することも可能ですが、それには更に手間(つまり費用)が掛かってしまいますし、そこまでせずとも割とご満足頂いています。
芝の除草は7割も出来ていれば十分見れたものになります。ご自分で手をかけておられる方も多いでしょう。肩の力を抜いて管理を楽しむのも良いものです。
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