洗い掃除

ブロック塀や舗装された園路などコンクリート製の構造物は、時間が経つと全体的に黒くくすんできたり、濃い色の黒ズミが出来てしまう事があります。雨に含まれる排気ガスのススが付着したり、黒カビが繁殖してしまった状態です。コンクリートは本来カビが繁殖しにくい素材ですが、経年劣化などで雨水が染み込み易くなったりと条件が整えば菌糸を伸ばしてしまいます。

色の化粧ブロックに汚い黒スジが走っているのはあまり気持ちの良いものではありませんね。そういう場合には高圧洗浄機で洗ってやれば、思った以上に汚れが落ちて綺麗になります。

↑屋根材を接着していたモルタルに隙間が出来て、溜まった雨水がじわじわと伝い落ちる事で黒カビが繁茂してしまったブロック塀と、主に排ガスの煤が付着して黒ボケた洗い出し園路の様子です。まっさらとは言わないまでも、高圧洗浄しただけでここまで綺麗になりました。

カビですから厳密にいえば、薬剤を浸透させて菌糸まで殺さないと除去し切った事にはなりません。しかしお風呂場ならともかく、数㎡から数十㎡にわたるブロック塀を除菌処理するとなれば薬剤代だけでもかなりの金額になりますし、薬品焼けでブロックが変色する恐れも有ります。それに、カビで表面が覆われる事で日焼け具合に差が生じているので、手間とお金をかけた割には色の差はどうにもならないんです。

外構部分であれば高圧洗浄機で充分、目を煩わせない仕上がりになります。お施主様にも喜んで貰えました。

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