秘蔵の景色

静岡県は都留市まで見積りに行ってきました。残念ながら成約には至らなかったのですが、『わざわざ神奈川から来てくれたんだから』と、旦那さんが母屋の裏手に誘って下さったんです。『これ履いてけ』と長靴を貸してくれて・・・旦那さんの背中を追いかけながら、一体どんなところに連れて行かれるんだろう、と若干ドキドキしつつ着いて行った先には、なんと滝がありました.。

宅地の裏は傾斜の強い降り坂になっており、降りられるところまで降りて振り返ると、富士山噴火で出来た溶岩層と元々の砂岩層の隙間から豊かな清水が湧き出し、3間程のせせらぎを経て、30m下の渓流に向けて轟々と流れ落ちていたのです。富士山の雪解け水が溢れ出した潜流爆で、道路に案内板のあった名のしれた滝の源流との事。せっかくお借りした長靴をフル活用して、ほぼ平らなせせらぎを歩いて滝面まで迫り、おっかなびっくり見下ろしてみました。はるか下にベンチがあるのが見えるでしょうか?上からだと全容が分かりませんが、地域では名の知れた滝の元流であり、水源であるとの事。

いやはや絶景なんでもんじゃありませんでしたよ!落ちたらまず死ぬであろう、数十mクラスの滝面から見下ろせる滝なんて、国内に幾つも無いんじゃなかろうか。。。まさかのプライベートウォーターフォール・見積もりが空振った残念さなど消し飛ぶような、とんでもないお土産を頂戴してしまいました。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP