大山詣で

この夏富士山登頂を果たした我が小谷家ですが、茶飲み話に友人に話したところ面白い事を教えて貰いました。神奈川の大山阿夫利神社に祀られている大山祇神(オオヤマツミノカミ)と、富士山浅間神社に祀られている木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)は父娘の関係なんだそうで。そして両山に登る事を『両詣り』といい、どちらかを省くと相手の神様が寂しがるんだとか。。ええ登ってきましたとも大山に!

そういう事なら長男・次男はもちろん、吉田口の五号目まで行った事のある長女も連れて行っておきたいところ。日曜の朝早く、妻と赤ん坊の三男に見送られ、久々のトレッキングウェアに身を包み、親子四人で大山阿夫利神社に向かいました。ケーブルカーで阿夫利神社下社までひとっ飛び。そこからテクテクと山道を登ります。樹林に入って程なく霧が立ち込め始めました。青空ハイキングとはいきませんでしたが、これはこれで幻想的でありだな。こういう景色を見るたびにシシガミ様の初登場シーンが浮かぶ私、もののけ姫はVHS時代から何十回観ただろうか。5歳の娘はちょいちょいブーたれつつも、すれ違う登山者さんに励まされて満更でもないご様子。

2時間ほど登って無事に頂上の本社に到着。大山祇神にご挨拶して、これにて両詣りと成りました。密かな達成感を抱きつつ、丁度お昼時だったので恒例のラーメンライスで腹ごしらえを。毎度お馴染みですが、こればっかりは飽きませんね。それにしても天気の割には人が多かったなぁ。

帰りは余裕の降り道。しりとりなどしつつ順調に降り、その昔龍神が顕現したとの言い伝えのある二重の滝を見て、無事に下社まで戻ってきました。

子供連れで、食事を挟んでも4時間の山行。特に疲れも無いコースですが、一歩一歩の積み重ねが大事なんですよね。次は山小屋泊を狙ってみようかな。そういえば、いつの間にやら金木犀が満開でした。下界より一足早いのでしょうが、いよいよ秋に入りましたねぇ。。

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